畑の有機物の固定能力って凄いんだね
凄いと思った、畑の炭素固定能力って。有機質をどんどん蓄積させてゆく農法でその質量、15-28%に20年間で上昇させた所があるようだよ。年間、10a当たり(深さ30cmで)112kgの炭素を固定していった。腐植酸の固定力は凄まじい。森林や草原の土壌の有機質の質量は6-10%なんだって、この数字をはるかに超えていった。今の農地は1-3%なんだってよ。米国のトウモロコシや大豆の畑、6500万haで換算すると炭素の土壌固定能力は年間、0.73億トンだよ。日本の二酸化炭素の排出量は年間、炭素換算で3.37億トン。この21%の規模の数字だよ。畑に有機質をどんどん固定してゆく農法が普及するとその二酸化炭素排出削減に大きく寄与するね。今の有機質の質量割合の1-3%が15-28%に出来るのだから。しかもさらに20年後はその上の30cmでその固定は持続的に進む。実際には少しずつ畑は盛り上がっ行く分けだけど。
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コメント
世界の耕地って果樹園も含めると15億haある。米国のトウモロコシと大豆の耕地、6500万haの23倍だね。世界の二酸化炭素排出量は炭素換算で62億トン。日本の排出割合は5%、20倍だよ。世界の耕地、15億haが全て有機質土壌栽培を行なうなら同じように世界の二酸化炭素排出量の2割を耕地に固定できるんだよ。凄い効果が期待できるね、有機質土壌栽培には。その土壌で作物が活き活き、悪い菌が不活性で、無農薬、無化学肥料も可能な方向でもある。結果として有機栽培にもなるんだよ。こっちは付随効果、狙っているのは大気の二酸化炭素の土壌固定だからね。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 5日 (水) 07時40分
大気中の炭素って7500億トンなんだって。地球上の全ての生物に含まれる炭素は6100億トン。うち森林の炭素は5000億トンらしい。生物の死骸の化石燃料中に1兆5800億トンもの炭素が蓄積されている。動物や植物が化石燃料状でこれだけ地球に蓄積されているんだね。大気中の炭素を4000億トンまで下げる生物の活動は過去に可能だったんだよ。化石燃料を燃やして炭素を大気中に放出し続けるのが今の文明。1兆5800億トンも化石燃料になっているのだからこれらを大気に放出しつづけては活けないよね。放出する量と土壌に固定する量をバランスさせたらこれは持続的な文明の形態になり得るね。生命の死骸である化石燃料と地球上の全生物をあわせら炭素量はとにかく多い。大気中7500億トンに対して2兆1900億トンだよ。このバランスの維持は大切だよ。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 5日 (水) 18時28分
茨城県でノーマイカーデーが11月16日に行なわれた。市町村や企業が参加。対象者は5.6万人。うちマイカー通勤者が4.5万人だ。ガソリンを5.03万リットル節約したとその効果が予測された。二酸化炭素排出の抑制効果は116トンだという。有機質土壌栽培の効果と比較してみる。10aで年間、炭素を112.4kgも土中に固定できる。二酸化炭素換算では412kgだ。28.9haで116トン。茨城県のノーマイカーデー1日の二酸化炭素排出抑制効果は28.9haの有機土壌栽培の年間の炭素固定効果になるんだね。茨城県のノーマイカーデー1日は28.9haでの有機質土壌栽培相当だね。有機質土壌栽培って凄い。4.5万人がリッター10kmで往復で30kmを走行、に相当するんだよ。月1回のノーマイカーデーなら346haと同じだ。耕地もその潜在能力は凄い。ノーマイカーデーは週1はやらないとね。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 8日 (土) 09時08分
10aの有機質栽培って155人の燃費10km/リットルでの30km走行時のマイカーの二酸化炭素排出に相当する炭素を土壌に固定するんだね。バカに出来ない効果だよね。有機質土壌栽培は凄い。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 8日 (土) 09時41分
10aの有機質土壌栽培で年間、二酸化炭素換算で412kgを固定する。家庭で使う電気とプロパンガスで考えるとどのくらいの意義を持つものかなってふと思った。月に300kwh、プロパンガスが5立方メートルの使用ならその二酸化炭素の排出はそれぞれ102kg、31.1kgなり。月に133.1kgの二酸化炭素を排出している。412kgを土壌固定しているとこの3.1か月の効果だよ。バイオマス生活3.1か月。10aの有機質土壌栽培って侮れないね。日本の4人家族って52aの耕作地でその食料を賄っている。この有機質土壌栽培の実施って1年間のバイオマス生活になるんじゃないのかな。電気、ガス、ガソリン消費から二酸化炭素放出を土壌が固定している。こうして考えると家庭レベルでは将来、バイオマス生活って可能だね。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 8日 (土) 18時09分
公式数字だとガソリン1リッターから排出される二酸化炭素は2.32kgだね。10aの有機質栽培で412kgの二酸化炭素を土壌固定すると、ガソリン 175リットル分だね。平均燃費18km/lでの走行で3196km分がバイオマス生活に入るよ。地球に優しい生活を意識する人はこの程度の燃費の車に乗っていると思う。郊外はその走行条件も良いし。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月 9日 (日) 10時13分
関東ローム層の上に20cmの黒土が積もっていた。その後40年の耕作で40cmの黒土を積み上げた人が居る。最近では10a当たり1トンの堆肥を投入している。さらさらの黒土が出来る原動力だ。ワラは堆肥化で3割に減量、松は7割が残る。1トンの堆肥もその原材料で見ると大量の有機質を必要としているよね。さらさらの黒土は腐植酸が創るんだよ。排水と保水にも優れる。耕作型有機質土壌栽培の事例だね。この新たに積もった、40cmの黒土の層の有機質の質量割合はどのくらいなのだろうね。こう言う耕地があると行政が大々的に調査をする価値もあるよね。炭素固定の耕地での効果の基礎データーになる。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月16日 (日) 06時51分
雑木林が黒土を関東ローム層の上に積もらせた。20cm。落ち葉が黒土を最終的に残す。自然の営みでは20cmだったんだよ。立川ローム層の上に黒土が形成したとしるなら3万年で。武蔵野ローム層の上での形成なら5万年の歳月が掛かっている。森林の有機質による炭素質量が10%、耕地化で2%まで減少、無機質リッチに成った状態での20cmではある。それでも数万年の雑木林の営みでこの程度の堆積しか無いんだね。有機質土壌栽培で20年で30cm、あるいは40年で40cmを積もらせるって凄いね。
投稿: オピニオンリーダー | 2007年12月16日 (日) 09時10分